最近「英語力をつけるため」、「海外に憧れて」、と留学する人がどんどん増えている一方で、1ヶ月程の短期留学では英語力は上がらないよ。 旅行と一緒でしょ。
と思う人もたくさんいると思います。
短期留学に効果があるかないかはその人次第だと思いますが、私たちは1ヶ月の短期留学を経験し、この1ヶ月がこれからの人生に大きな影響を与えてくれたと思っています。
今回は実際に、大学1年生の夏休みにカナダへ1ヶ月の短期留学をした現役大学生の2人が、留学しようと思った動機から、得たもの・変わらなかったこと、また留学後についてもリアルにお話をしていきます。
短期留学を少しでも考えている人がいれば、参考にしてみて下さい😊
留学前
留学志望動機
きっかけは、たまたま参加した留学説明会。大学1年生の4月、入学したてのお昼休みにありました。
昼ごはんを食べる場所を探していて、ある教室から「食べながら聞いても良いよ〜」と聞こえたのでたまたまその教室に入っただけでした。
しかし、説明を聞いているうちに「今年の夏休みを充実させるにはこれしかない。」と、ビビッと来て、次の週には申し込みをしていました。
大学入ったら留学しようなんて考えたこともなかったのですが、これがきっかけでその後の私の大学生活・人生はかなり変わることになります。
by Waka
大学に入学し、いざ必修の英語の授業を受けた時、正直レベルが低い!と感じてしまいました。この授業を受けていては、中学校高校で培ってきた英語力は落ちてしまうし、もう英語はできなくなる、英語を学ぶためには自分で行動するしかない!と思ったんです。
もともと留学に行くことに興味があったので、1年生の夏という大学に入ったばかりの頃、短期という気軽さもあり、留学しようと決意しました。
by Sara
語学基準
短期留学なので申し込み自体に、英語の語学基準はなかったです。
TOEICを受けたことのなかった私でも行けました。しかし、英語は好きだったので不安は無かったです。語学学校であれば英語力はいりません。英語力の無さで留学を諦めるのはもったいない!
英語力が全くなくて迷っている人も、やる気になれば絶対に大丈夫。
費用
私たちのカナダでの1ヶ月短期留学の費用は、約47万。(航空券・ビザ・保険・寮の滞在費・寮の食費込)
この費用以外に使ったお金は、ショッピング代やカフェ代くらい。寮ではご飯が付いていたので、外食はほとんどしませんでした。
将来への投資と思えば高くはない金額だと思います。(単なる遊び留学で終わらせないように目標設定も大切)
もちろん費用はピンキリで、フィリピンやフィジーだと20〜30万で行けることもあります!
留学中
勉強
授業は基本的に平日の5日間。その内、週に3回は午前のみの授業でした。
全て英語を学ぶ授業で、Reading, Writing, Listening, Speakingをネイティブの先生に教わりました。
簡単なものでしたが課題もあったので、寮の部屋やカフェで勉強をしました。(1日1時間くらいで終わったと思います。)
課題は、文法・単語以外にも、本を読んでストーリーを説明したり、文化について英文を書いたりするものでした。
平日の授業後
授業後は、カナダ現地の学生と会話できたりサッカーなどスポーツをしたりする、アクティビティーがありました。
留学先の大学では様々な活動があると思うので、自分から探してどんどん参加することをおすすめします。
初めは英語が通じなくても、スポーツはかなり仲が縮まります!それをきっかけに仲良くなれば最高♬
週末
週末はあまり課題はせず、動物園や海に行ったり、野球やアメフト観戦をしたりと、カナダの大自然に触れながら色んな経験をしました😊 とても充実していました!
留学後
変わったこと ・変わらなかったこと
可能性が広がった
これが一番大きいと思います。
私はこの1ヶ月の留学があったからこそ、また何かを求めてその後アメリカ留学に行くことに。
大学に入学したばかりで、まだ時間はたくさんあるので今度は長期留学へのアクションを起こしたいと、短期留学の最後の一週間くらいの時点で、次の留学について考え始めていました。
by Waka
このたった1ヶ月が私の今後の留学生活、そして人生を変えたと思っています。
この留学が、なんとなく流れに任せていた自分の将来の進路を振り切るきっかけになった。自分の将来の指針が見えてきた気がしました。
by Sara
Wakaはこの後1学期間、Saraは1年間、アメリカへ留学しています。
私たちのように、この1ヶ月の留学から2度目の留学に踏み出す子もたくさんいました。 1ヶ月は短いからこそ、もっと行きたい。と欲が出てくると思います。
英語力
正直この1ヶ月の間では英語力は飛躍的には上がっていません。
でも確実に言えるのは、短期でも留学に行ったことが今後の勉強のモチベーションになったこと。
また英会話表現については、新たな発見がたくさんありました。wanna,gonnaとかgattaとか会話の省略形は、カナダで学びました。
他にも買い物するときのちょっとした会話、フランクな挨拶など教科書では習わないことをたくさん学びました😌
by Waka
少なくともクラスメートは英語を私よりは流暢に話せていました。
日本は文法ばかり気にしすぎ、と聞いたことがあり、実際身を以て知ることができました。
話したいことがあるのに英語で話すのは苦手だから、伝えることができないもどかしさ。 せっかく話しかけてくれた優しいクラスメートと楽しく会話をすることができず、発言を躊躇していたため先生に当てられないか、ビクビクしていた毎日。
即興スピーチも、全く話すことができず、悔しさでいっぱいでした。
この苦い経験は英語の勉強のモチベーションと、現在のアメリカ留学の動機に繋がっています。
by Sara
外国人に対して、関わり方
この時は外国人に対して、自分の思ったことをそのまますぐに言えなかったので、話すときに外国人との壁がありました。
英語を学んでいる以上、現地のカナダ人と友達になれるチャンスはあまりありません。
一緒に学んでいたのは中国や韓国などのアジアや、西アジア出身のクラスメート。
帰国後、カナダ人の友達できた?と聞かれるが正直イエス、とは言えません。
短期の語学留学でネイティブの友達を沢山作るというのはかなりハードだと思います。
海外での生活
留学準備・ビザの取得から、買い物や洗濯の仕方、カナダでの生活を体験して新たな発見がたくさんありました。
これはとても興味深かったし、新しい発見は楽しかったです!
1ヶ月で出会った人たちと思い出
大学に入学したばかりの頃に仲の良い友達ができたことは、私たちにとってとても大きなことでした。
私たちSaraとWakaの出会いもここです(^^)
また友達ができただけではなく、大学でのアドバイザーの方々とも話せる仲になりました。そこで出会った人は私の大事なメンターであり、何か相談があれば的確かつ客観的なアドバイスをくれます。
大学や英語のことだけではなく、私が生活していて身に起こること全て、人生の先輩として憧れ、目標としたいと思える人に出会えました。
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みなさんの1ヶ月短期留学が、ぜひ実りあるものになればと思います😊
この留学中に行った、カナディアンロッキーの有名な観光地、バンフについいてはこちらをご覧下さい(^^)/
プーさんの故郷にも行きました(^0^)
Thank you for reading!!